肩こりと脇の下の痛みには関係があった?
肩や背中が重くガチガチに固まってしまうというのは、誰にとっても辛い症状ですね。
マッサージをしてもその時だけでまたすぐになってしまう、という方も多いのではないでしょうか。
そんな肩こりと脇の下の痛みが、実は密接な関係にあるということをご存知だったでしょうか。
肩こりに悩む方は脇の下にも痛みを感じられるという割合がとても高いのです。
肩と脇、一見何の関係もなさそうですが、どうして影響を受けてしまうのでしょうか。
そもそも肩こりとは身体の歪みが原因で筋肉が硬くなることから起こります。
脇の下の筋肉は背中の筋肉とちょうど反対側にあり、拮抗するような関係にあるのです。
ですから、ここの筋肉が硬くなると、肩や背中の筋肉の動きを制限してしまうことになり、結果あのイヤな肩こりに見舞われてしまう、ということになってしまいます。
肩こりを治すためには、まず脇の下の筋肉をゆるめることから始めてみませんか。
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肩こりに効き目のある脇の下の筋肉のゆるめ方ですが、どのような方法があるでしょうか?
まず、椅子に座り肘を外側に張ります。
そして手を腿に置く姿勢を取ります。
次に、後ろの筋肉をつまんでいきます。
だいたい腕の付け根の辺りから肩甲骨まで、少しずつずらしながらやっていくといいでしょう。
続いて今度は前側をつまんでいきます。
この時にあまり強くやり過ぎないよう注意してください。
さらに肩甲骨の前側を、今度は押していきます。
この時も強くやり過ぎないよう、気をつけましょう。
最後に脇のくぼみを押します。
これらの動作を両側、1日に数回繰り返し行ってみてください。
きっと筋肉がゆるんで、痛みが取れることを感じられるでしょう。
痛みが取れると、不思議と肩が軽くなったように感じられるに違いありません。
筋肉は身体中につながっているものなので、思わぬ部分が思わぬ所に影響を与えていることがあるのです。
次の記事はこちらです。
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