自律神経の乱れで肩こりや吐き気が起きるの?
多くの人々を悩ます不快な身体的症状の1つに肩こりがあります。
近年では小学生や中学生でもこの肩こりに悩む人が増加しており、低年齢化が問題となっています。
それでは、肩こりの原因や改善方法などについて詳しく見ていきましょう。
まず発症する原因としては、筋肉の疲れ、血行不良、眼精疲労、同じ姿勢をとり続ける、加齢、精神的ストレスなどがあげられます。
特に近年では職場や学校、自宅などどこでもパソコンやスマホ、携帯電話などに触れる時間が増えています。
このため、長時間に渡って同じ姿勢をとり続けることで、筋肉が疲れ血行不良や眼精疲労がおこり、結果的に肩こりを発症するというケースが増えており、小学生や中学生の肩こりの原因のほとんどがこのケースに当てはまります。
この場合は同じ姿勢をとり続けないようにして、首や肩などを回すなど適度なストレッチを行うことが有効な方法です。
他にも加齢からくる肩こりもストレッチが効果的ですので、無理なく続けて取り入れると効果的です。
そして精神的ストレスからくる肩こりの場合も正しい姿勢やストレッチなどを取り入れることは有効ですが、根本的な原因が違うので改善方法も違ってきます。
精神的ストレスの場合、自律神経が乱れることが最大の原因となります。
自律神経が乱れると肩こり以外にも吐き気や下痢、便秘、頭痛、動悸、めまい、うつ病などを引き起こすことがあるので早めに改善しておく必要があります。
自律神経を整えるためには、薬などもありますが、まずは生活習慣の改善が重要となってきます。
なるべく毎日同じ時間に起床就寝し、十分な睡眠時間、1日3食バランスのとれた食事をとることです。
アロマや入浴なども効果的です。
また、タバコや過度のアルコール摂取などは、自律神経を乱す原因になるので注意が必要です。
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