肩こりと歯痛の意外な関係とその解消法とは?
肩こりは、主に肩甲骨や鎖骨にある筋肉が緊張することによって痛みや違和感が起こる症状をいいます。
二足歩行の為腰や首に負担がかかりやすく、もともと人間は肩こりが生じやすい体の構造をしているといえます。
重い頭を支える為に肩や首周辺には様々な筋肉があり、支えることによって緊張状態が続きます。
緊張状態が続くと筋肉が疲れてしまい疲労が溜まることで硬くなっていき、血液の循環を悪くし結果痛みを引き起こしますが更に、この痛みが原因で筋肉が緊張をしてしまうので悪循環となってしまう例が数多いです。
症状が発症しやすい生活習慣があります。
デスクワークのような事務仕事で長時間同じ姿勢をすることや、悪い姿勢をし続けることなどが挙げられています。
他には鞄を同じ肩にかけることも姿勢を悪くします。
環境としての要因は冷えた部屋に長時間いることで体を冷やしてしまうことも症状が起こりやすくなります。
肩こりと歯痛は密接に関わっており、同時に発症することがよくあります。
このため、片方の症状が治ると自然ともう片方の症状も治る傾向があるといわれるほど関係が深いです。
歯が原因の例で挙げると、無意識で強く歯を噛みしめる癖のことをいう噛み続け癖です。
噛み続け癖は、顎関節症を引き起こす原因でもありますが、肩こりや頭痛といった原因にもなります。
癖による発症なので解消法は歯を噛みしめ続けないように意識することで、顎関節症や肩こりも解消されたというケースがあります。
そして他には、片方の歯だけバランス悪く使うことで顎に負担をかけることや、歯の炎症による歯痛によって周囲の筋肉に緊張が走り症状が起こすこともわかっています。
歯の治療をすることが症状の改善につながる可能性があるので、なかなかマッサージなどで治らない場合は歯科医で診てもらうのも一つの手です。
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